おもてなしの心
年長組お茶会
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お寺の本堂前の紅梅がようやく咲きはじめました。
例年と比べると1カ月遅れくらいになるのでしょうか…。
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5月から始めた年長組のお茶の稽古。
今月は廓信寺客殿2階の和室で、お家の方をお招きし、
お稽古の時とは違う少し改まった雰囲気の中、お茶会が開かれました。
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お煎茶のお手前をしてくださるのは師範の先生方。
お客さんはお家の方。
そしてお運びさんは園児達。
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約2カ月ぶりでしたが、子ども達は、和室での立ち居振る舞いをしっかりを身につけ、
自分のお母さんに、お菓子とお茶をお出ししたり、お下げしたりすることができました。
一人ひとりが主役でした。
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いつもはお世話してもらうのが当たり前の子ども達から、
大好きなお母さんをおもてなしする。
素敵な瞬間です。
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言葉ではなく、眼と眼で親子が対話している姿を見ることが出来ました。
『おもてなしの心』を親子で共感できたのではないでしょうか…。
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お茶の先生からは、床の間に文人華で、
『門出』の室礼を用意していただきました。
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筍は『妬母草(とぼそう)』という別名があるそうです。
母が嫉妬してしまうくらいの勢いのある生長を見せる筍。
子ども達がいつか親を超えるくらい立派な人に成長してほしい。
そんな願いが込められています。
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卒園式までの保育日数は40日を切りました。
一日一日を大切にし、子ども達の良い面を更に伸ばし、
素敵な思い出が増えるよう、
教職員一同力を合わせていきたいと思います。
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子ども達の成長ぶりを再確認できたとても素敵なお茶会でした。
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ご参加くださいましたお母様方、お忙しい中、ありがとうございました。