お茶会

三年ぶりに保護者様をお客さんとしてお招きしてお茶会を開くことができました。

 

お茶会の日の室礼は、特別に畳の上に緋毛氈を敷きます。お茶会用の茶器を使い、講師がお点前をして、園児がお茶とお菓子を運ぶ童子を勤めました。

 

いつもより少し緊張した面持ちで、子ども達はお家の方に、お菓子やお茶を運びました。静寂な空間の中の水琴窟の音。無音よりも緊張が少し解けますね。

 

「いかがでございますか?」「おいしゅうございます」

「お茶名は?」「みどりでございます」「おかしをどうぞ」

「お菓子のお名前は?」「旅まくらでございます」

 

このやり取りは、厚徳幼稚園のお茶会で交わす言葉です。言葉と共に親子でのアイコンタクトが印象に残ります。いつの間にか眼でも会話ができるようになりましたね。悲しい時、悔しい時だけでなく、嬉しい時にも涙が流れてしまいますね。

 

お忙しい中に、ご参加くださいましてありがとうございました。お子さんが運んでくれたお茶やお菓子の味はいかがでしたか?いつもとは違う園児の姿を見せてくれましたね。もうすぐ一年生。きっとみんななら大丈夫。お家の方をおもてなしできるまでに成長しました。

 

 

園では、感染予防対策を行いながら、少しずつコロナ禍前の状態に戻していきたいと考えています。保護者の皆様には日頃より園の方針にご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。