新年会
3年ぶりに全園児が集まっての新年会。みんなが関わることができ、新年を迎えるのにふさわしい内容にしようと昨年末から考えてきました。
年末恒例の「今年の漢字」のニュースを参考に、保護者の皆様に“令和五年こんな一年にしたい!”をご家族で相談して漢字一文字で報告してもらいました。それをパフォーマンスとして披露しようということが決まりました。
理由も添えて返事をくださった方も多数。皆様の思いが込められた前向きで素敵な漢字が集まりました。令和5年の漢字は「楽」に決定しました。
「平成」や「令和」などの発表風に披露しようと決まり、筆で書くことになりました。実は、厚徳幼稚園には、書道の得意な先生がたくさん集まっています。
「楽」の文字を楷書で書いてくれたのはもも組のM先生。両隣の文字はすみれ組のN先生。
N先生は学生時代に書道パフォーマンスの経験者で、干支の漢字「卯」をうさぎに似せて書くと面白いのではないかと提案してくれました。障子紙を加工し、モップを筆代わりに書きました。補助は卒園証書の名前を書いてくださるたんぽぽ組のA先生。今にも飛び跳ねてきそうな「卯」が完成しました。
パフォーマンス前には会場の雰囲気を盛り上げるピアノとフルートの生演奏がありました。ピアノはゆり組のM先生、フルートはゆり組のN先生。二人とも初見で「星に願いを」と「春の海」を見事に演奏してくれました。いつも賑やかな園内ですが、一瞬にして厳かな雰囲気となりました。
年末から何回か打ち合わせと練習を重ねましたが、普段からの職員間のチームワークの良さが実を結ぶ素敵なパフォーマンスを子どもたちに見てもらうことができました。
習い事を長く続けるとそれはその人の特技となり、また経験が自信へとつながっていくことを感じる一日となりました。子どもたちに伝わっていたら嬉しいです。
新しい年が皆様にとりまして笑顔溢れる楽しい一年となりますように。