夏休みの過ごし方
保護者の皆さまには、日頃より本園の教育活動にご理解・ご協力をいただきまして、心より感謝いたします。今年は残念ながら終業式が出来ずに23年度の夏休みに入ってしまいました。
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人生で初めての夏休みを迎える年少組さんは、「なぜ毎日幼稚園が休みなのか?」と不思議に思っているお子さんも多いかと思います。来週の夏季保育の際には、幼稚園より子ども達に向けてお伝えしますが、その前にお家の方から夏休みの過ごし方を話していただけたらと思います。
学期末の茶話会でもお伝えしましたが、参考までに夏休み特集号の一部をご紹介します。
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【見通しのある生活】
☆長期の休みは、子ども自身で見通して生活することは、なかなか出来ませんので、行き当たりばったりの生活になりがちです。家族みんなで話し合ってみたり、夕食や入浴の時、床に就く時に、明日の予定を話してあげるなどすると良いでしょう。子どもなりの見通しが持てる範囲で、充実した夏休みが過ごせるようにしましょう。
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【健康管理】
☆汗をかいたら拭く習慣をつけましょう。
☆水や冷たいものばかり、必要以上にとらないようにしましょう。胃液を薄めすぎると食欲がなくなります。
☆早寝・早起きを心がけましょう。
☆昼寝は、生活のリズムが狂わない程度にとりましょう。
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【自分のことは自分で】
☆衣類の着脱やハンカチを畳んだりすることを自分でできるようにしていきましょう。洗濯物をお子さんと一緒に畳んでみてはいかかでしょうか?
☆靴の左右を覚え、脱いだらきちんと揃えられるようにしましょう。
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【お手伝い】
☆食器を流しまで運ぶ、新聞を持ってくる、靴・スリッパを揃える…など小さなことでも良いのです。出来たら感謝の言葉をかけ、誉めてあげましょう。次もやりたいという気持ちになりますね。
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【片付け】
☆片付けの苦手なお子さんは、お母さんと一緒にすると、要領よく片付ける方法を覚えることができます。
☆遊びに行ったお宅でも、片付けてから帰るようにしましょう。
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【遊びのルール】
☆戸外に出るときは、帽子を忘れずに。
☆知らない人に絶対についていかない。
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【交通安全】
☆自転車は、お家の方と一緒の時だけ乗りましょう。
☆道路は曲がり角を必ず止まって、左右を確認しましょう。年長さんは左右をしっかり覚えましょう。
☆信号を守り、どの信号を見て渡ったら良いかも覚えましょう。
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【あいさつ】
☆聞こえる声で言えるようにしましょう。無理強いせずに徐々に出来るよう応援してあげてください。
☆お子さんの代わりにあいさつするのではなく、はじめは声をそろえて一緒に言うなどして、自発的に声を出すきっかけを作ってあげましょう。幼稚園での挨拶はだいぶ上手になってきましたね。
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【おこづかい】
☆原則として使わないようにしましょう。簡単に物を手に入れる習慣がつきますと、いざという時に我慢ができにくいようです。
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1学期の間に身に付けた「けじめある生活」を引き続き行い、暑さとうまく付き合って、充実した楽しい夏休みを過ごしましょう。