新米

riceball今年は、猛暑の影響で、米の出来が例年に比べるとあまりよくないというニュースを耳にします。

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毎年お寺でバケツ稲を育てている理事長先生は、何とかコシヒカリと日本晴の2種類の穂を実らすことが出来ました。しかし、残念ながら幼稚園で育てていた米は夏休み中に暑さに負けて枯れてしまいました…。

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年長さんは夏休み前にペットボトルで育てていた稲をそれぞれ各家庭に持ち帰りました。今年の夏は特別暑かったので年長さんの稲はその後どうなったのでしょうか…?

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2学期に入り、「園長先生、お米が出来たの♪」と眼をキラキラと輝かせて報告してくれた女の子がいました。「お米ができたら食べるのが楽しみ♪」とうれしそうな表情をしていました。

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その後、実際に稲刈りをし、お父さんにビンを使って脱穀してもらい、米を収穫することができたそうです。

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先日「これをお地蔵様にお供えをして♪」と可愛いビンにお米を入れて持ってきてくれました。お母様の話によると、収穫したお米の半分を持ってきてくれたらしいです。

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年長担任がこのことをクラスの子ども達に紹介したところ、翌日には別のお子さんが、収穫したお米を自分で籾をはずし持ってきてくれました。

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手作りのお米をお供えしてもらい、いつもみんなのことを見守ってくださるお地蔵様は喜んでいらっしゃると思います。私自身の心も温かくなる素敵な出来事でした。

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