変わること

保育時間が長くなり、子どもたちは遊びに集中し、遊びこむ時間が増えました。

 

幼稚園での遊びは、家庭とは違い、同年代の友だちと集団生活の中で様々な経験をすることに大きな意味があります。時には自分の思い通りにいかないもあります。自分の思いを相手に伝えること、相手の思いにも気づけるようになって欲しいと願っています。

 

椅子を使って様々な並び方に変え、バスごっこをしたり、京浜東北線の電車ごっこをしたり…、おままごとでは、「今日はオレンジ色のお料理を揃えました」と美味しい料理をごちそうしてくれたり…、ぬいぐるみを赤ちゃんに見立ておんぶしたり…、クラスで風船バレーボール大会をしたり…、コアラ落としゲームをしたり…、園庭の花壇でダンゴムシ探しをしたり…、同じ遊びを繰り返していくうちに、どんどん遊びの幅が広がっているのを感じることができました。

 

今年は、夏季保育もお休みということで、特別におやつタイムでゼリーを食べました。幼稚園で食べるおやつは特別感があっていいですね。

 

また、今までは半円の形に椅子を並べて、先生のはなしを聞いていましたが、距離を保つということで二重の半円に変えました。すると、隣と席が離れているので、じゃれあいが減り、静かに集中して話が聞けることがわかりました。当たり前を見直すことも大切だと感じました。

 

いろんなことに気づかされた一学期でした。