お茶会の感想
ひなまつりも終わり、卒園・修了式が近付いてまいりました。1月下旬に行われた、年長組のお茶会では、床の間に「竹とタケノコ」を飾っていただきました。お茶の先生からのはなむけの言葉も心に残った方が多かったようです。皆さまの文面から、お茶のお稽古やお茶会の様子が目の前に浮かぶようですね。お母様方に書いていただいたお手紙の一部を紹介させていただきます。
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お茶の所作・作法を通じて、和の心・文化を学ぶ貴重な体験をさせていただいたと思っております。つたなかったけれども、一所懸命に運んでくれたお菓子とお茶、本当に美味しいものでした。これからも折に触れ、日本文化をともに学んでいきたいと思います。
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お茶のお稽古がある時、息子は「お運びさんやるんだ!」と嬉しそうに話したり、「みどりって言うお茶なんだよ。スープみたいに甘いんだぁ?」とお茶の説明をしてくれました。普段の生活で、長時間正座をすることはないのですが、お茶の時間、きちんと座っていたので感心してしまいました。お茶会でいただいたお茶は、とても美味しくて、先生のひとつひとつの所作が美しかったです。
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2年前に姉のお茶会に招いて頂き、今回は2度目のお茶会だったのですが、やはり緊張しました。子ども達も少し緊張した様子で、畳の縁を踏まないように歩く姿はかわいらしく、また我が子の成長を実感しました。また、先生がお話していらしたように、「竹」のようにまっすぐに、強くしなやかに成長してくれたらと改めて思いました。
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お茶会では普段見ることの出来ない落ち着いた子どもの姿や先生方のお点前を見ることができ、感動いたしました。私がお菓子をいただいた後、懐紙を折ることを子どもに教わり、子どもながらに一生懸命お稽古に臨んでいたんだなぁと思いました。その懐紙は、一生の宝物として大切に持っていたいです。
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いつものあわただしい生活から落ち着いた時間を過ごすことができました。子どもよりドキドキしましたが、子どもの一生懸命さにじかに触れることができ、より一層、愛おしく感じられました。
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茶道に全く触れたことがなかったので、お茶会はとても新鮮な良い機会でした。子どもも「楽しかった」と言って、帰宅後妹を相手に「お茶ごっこ」をしていました。妹に正座を教え、「お茶名は?」「みどりでございます」など会話をしていてほほえましい様子でした。
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先日のお茶会では、我が子の真剣な顔つきに改めて成長を感じました。日常生活では作ることのできない静寂な空間に親子で置いていただき、貴重な体験ができました。なかなか教えることのできない緊張感やおもてなしの心をご指導いただけましたことを感謝いたします。
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年長組になって、お茶のお稽古をするのを楽しみにしていて、家に帰ってから、お稽古の様子を真剣にそして楽しそうに話してくれました。お茶会では一生懸命な子どもの様子を見ることができ、嬉しく思いました。4年前に上の子もお稽古をしていただき、10歳になった今でも、お作法は覚えている様子です。幼稚園で、子どもにとっても、母にとっても、とても良い経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
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お茶会のお招きありがとうございました。私も常日頃、日本文化の美しいところを子ども達に教えられたらと思っております。四季折々の節句なども子ども達と一緒に行っていきたいと思います。そして、いつかタケノコのようにまっすぐで一本筋の通った子に成長してくれますことを楽しみに頑張っていきたいと思います。
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いつもにぎやかに遊んでいるのとは違う、ちょっとした緊張、でも誇らしげな息子の姿を見ることができました。いつもお稽古を楽しみにしていて、家でもよく「正座して、三角お窓で…」と得意げにやって見せてくれていました。私自身、お茶会が始まる前は緊張していましたが、先生が優しくいろいろと教えてくださり、リラックスして、「みどり」と「旅まくら」を美味しく頂くことができました。幼い子ども2人の世話に追われ、バタバタと過ごす毎日。短い時間ではありましたが、お茶会の静かで心落ち着く雰囲気はとても新鮮でした。